たいへん申し遅れましたが、第十回句会における「鈴懸賞」は該当者がありませんでした。
今回は、ソラセンズ、イグイッコン賞など、新しい賞が次々誕生し、嬉し恥ずかし受賞者があらわれたりと、盛り上がりを見せていますね。
その勢いに乗じて「鈴懸賞」も発表いたします。
風花がキラリまつげを色どりて(紫氏吟)
どうして選ばなかったのかと深く反省してしまった(ごめんなさい)、清廉な色気を感じる一句です。選んでいるのがすべて女性であることも特徴的ですね。
句会での選句の際はその良さに気がつかなくて、資料を読み返しているとき、しみじみと良い句だなあと思う句がありますが、この句はまさにそれです。
2010年1月16日土曜日
第十一回「鈴懸賞」発表
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2 コメント:
名誉ある鈴懸賞を頂きながら受賞の喜びをお伝えするのが遅くなり誠に申し訳ありません。実はあの句は前回(十月)の句会のときに持っていこうと作っていたのですが、まだ雪の季節には早いということで見送って寝かせておいたものなのですが(結局句会に参加できませんでしたが…)ピーカンの朝一のゲレンデに立った彼女の睫に風で飛んだ雪が乗ったってだけなんですが、スポーツ少女の彼女はマスカラなんてしたことがなくて、雪の天然マスカラ的なことが本当は気恥ずかしいみたいな感じです。ただそこまではさすがに力不足で詠み込めませんでした。キラリって所は本当は彼女の心がキラリだったんです。睫の所を心にしようか迷いもあったんですが、心にしてしまうと情景が浮かびにくくなってしまうので止めました。しかしながらこうして鈴懸賞を頂けたことで私の心もキラリとしました。本当にありがとうございます☆
紫さんが、一句一句をとてもていねいに作っていることがよく理解できました。
「キラリ」という言葉を好きになってしまう、そんなコメントをありがとうございました。
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