2008年7月14日月曜日

第二回句会終了

昨日はお疲れさまでした。
初代俳聖はありんこ子となりました。
句と投票状況はSora子に資料集のほうにアップしてもらう予定です。
次回句会の兼題はありんこ子出題で「稲妻」「芋」です。
がんばりましょう。

芋の句で鉄飛の好きな句を掲げておきます。

芋の露連山影を正しうす(いものつゆ れんざんかげを ただしゅうす) 飯田蛇笏(だこつ)

飯田蛇笏は高浜虚子の高弟で、「くろがねの秋の風鈴鳴りにけり」など、重厚な句風で知られる大正・昭和俳壇の巨星です。

俳句

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1 コメント:

鈴懸 さんのコメント...

鉄飛氏が教えてくださった「芋の露連山影を正しうす」私などとは俳句そのものの概念が違う、名句だとしみじみ思います。
ところで鉄飛氏はご存じでしょうが、聞きかじったところによりますと、この句にも読み取り方がいくつかあるとのことですね。
氏がおっしゃったように、小さな芋の露に壮大な連山の影が映っているという解釈。一方、近景である芋の露と、遠景である連山の影の対照を詠ったという解釈。
私は氏の解釈の方をとりたいと思いますが、みなさんはいかがお考えでしょうか。以前氏が話しておられたように、俳句は「詠みきられていない」からこういうことがよくあるのですね。