とても権威ある鉄飛賞を以下の句に贈ります。
おめでとうございます。
・その言葉聞きたくなくて咳一つ 鈴懸
・綴じ糸やピンと張りたる初暦 ごはん
鈴懸句、いろいろなシチュエーションが想定できますが、小生はやはり男女間に生じた齟齬の場面と受け取りました。「咳一つ」の咳は生理現象の咳ではなく、わざと発した小さな咳です。そのささいな仕草が、相手が口にしようとすることの深刻さを想像させます。この「咳一つ」、非常に効果的です。亡くなられた川柳作家・時実新子さんの句を彷彿させます。
ごはん句、これぞ俳句だという感じです。見たままを詠む。それでいて、新年を迎える、作者の張りつめた気分がよく表れていると思います。張った綴じ糸は、そのまま作者の気分ですね。新年句会にふさわしいすがすがしい句でした。
近々副賞を贈呈します
2010年1月18日月曜日
第3回鉄飛賞
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4 コメント:
ふ~っ。やっと、コメント記入欄に辿り着きました。
遅ればせながら、「とても権威ある鉄飛賞」授与、感激です。
今回、俳聖様であられる鉄飛氏からのプレゼントという事実も、一入です。
うんうん唸った辛き記憶が、喜びになりました。
ありがとうございます。
合わせて「ピン(=一)」の兼題を下さりました一献氏にも感謝いたします。
後は姪っ子♪♪♪。
鈴懸氏の名句の隣は、ちと、気恥ずかしく、おこがましい気が致しますが、「初参加」という事で。
最後にワーイ \(^^)/ ワーイ
お喜びのところ横から水差すようで恐縮ですが、プレゼントは「鉄飛の直筆サイン」ですよ…。
しおらしくしているのも、後、一月半。
今に見ていろ、ふふふっ。
でも、また選んでね♪
栄光と権威の象徴「鉄飛賞」を受賞できるなどとは・・・夢のようなお話しです。早速、信州の実家の母に電話で喜びを伝えました。
母も「あの放蕩息子が、こんなにも立派になって」と言葉を詰まらせ、しばし二人、電話口で泣き合っていました。
副賞は「サイン入り色紙」?そのような、師のお手を煩わせるようなことは申し訳なく・・・。サインのない色紙だけをいただくだけで、大変有り難く存じます。店に芸能人が来たとき使えるし。
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