ロック版温故知新はビートルズ
ビートルズのアルバムをはじめて手にしたのは、
中学生の時だった。
衝撃の出会いだった。と書きたいところだが、
全然そうではなかった。
なんかピンとこないな、
へーこれがあのビートルズなんだ、ふーんという印象。
それ以降、特にビートルズを気にかけることもなく、
僕はプログレやハードロックにどっぷり浸かりだす。
時代は、LPレコードからCDへと移行していった。
高校を卒業する前に貯めていたバイト代で、
僕もCDプレーヤーを購入した。
ちょうどその頃、ビートルズのCD版が全タイトル発売された。
なんとなく最初から全部聴いてみるかと思った。
衝撃の再会だった。
聴けば聴くほど、なんだロックの基本って、
だいだいビートルズじゃないかという思いが強まった。
それまでにたっぷりと浴びてきたロックの洗礼の、
その源泉に出会った感じがしたのだった。
半年前に引越をしたのだが、
その時に昔の写真アルバムを見る機会があった。
生まれて間もない僕が祖母に抱かれているモノクロの写真があり、
そこに母がコメントをしていた。
髪の毛が長くてビートルズみたい。
そんな頃から世事には疎い母までに認知されてるバンドだったんだと思うと、
ビートルズって凄いと感心せざるを得ない。
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