●蛇絡むごときボランのエクスタシー
解説:ボランとは、デヴィッド・ボウイと並ぶ英グラムロックの王様「T・レックス」のリーダー&ヴォーカル、マーク・ボランのこと。ネチネチと絡むようなボランの歌い方が持ち味の、官能度ピカイチのバンドでございました。ン十年も前、うら若き乙女ふたりで高円寺の居酒屋に繰り出し、店内に流れていた「Get it on」のPVを観ていたときのこと。乙女のひとりがポソリと言いました。「この“ゲッティオン~”て言うときのマーク・ボランの表情って、男の人が×××で最後に××するときの××した表情だよね」。そ、そんなこと言われても、ウブなわたくしにはわかりません…。
●夏空を震わすメイの津軽ギター
解説:メイとは「QUEEN」のリードギタリスト、ブライアン・メイのこと。彼のギター「レッド・スペシャル」はオールカスタムメイド。その独特の音色は時に「津軽三味線のよう」と評され、別名「津軽じょんからギター」とも呼ばれておりました。サードアルバム『シア・ハート・アタック』に収録されている「ブライトン・ロック」は、ブライアン・メイ様の津軽じょんから度を存分に堪能できる一曲です。
●陰に咲く白百合の如ベーシスト
解説:ジョン・ポール・ジョーンズ(Led Zeppelin)にしても、ジョン・ディーコン(QUEEN)にしても、ビル・ワイマン(Rolling Stones)にしても、ベーシストたちの佇まいは常に控えめで静かです。彼らは、野獣が暴れまわる野にあって、その片隅でひっそりと、しかし凛と咲く、品よき白百合のようです。間違ってもステージ中央に出てきて、髪振り乱しながら演奏する――なんてことはしません。勢い余ってベースを叩き壊したり、グルーピーを連れ込んだり、大麻やったりもしません(言い切る自信なし)。そう、彼らはロックバンドの良心でもあります。例外はジーン・シモンズ(KISS)ぐらいですが、ブリティッシュではないのでかんけーありません。
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