志あるあたらしき仲間の句ですから忌憚無きところを書きます
●ウィスキー春夏秋冬四季の味
春夏秋冬と四季は同義であり、くどい。また句は風景、心象など何も言っていない。詩的世界の欠如
●ウィスキーグラスに浮かぶ夏の夢
ウイスキーとグラスが近すぎる
●はかなくもクラスにはじけるあわい恋
兼題ウイスキーの欠如
●ウィスキー夏はさっぱりハイボール
ウイスキーとハイボールが近すぎる
●ウィスキーグラスに浮かぶ天の川
3句上と同様の欠陥あり
●ウィスキー南の空には天の川
天の川は空にあることは自明のことであり、俳句は自明のことはいわないものである
●天の川2人の出会いは琥珀色
これも説明過剰。「天の川」と「2人の出会い」はイメージとして重なっている。そうしたイメージの重複は避けるべきである
●ゆらゆらと琥珀のグラスに天の川
「琥珀」と「グラス」が近すぎる。つまりこれも説明が過剰
●バランタインフェイマスグラウスジムビーム
このような句は作らないほうがよい
2009年5月15日金曜日
解題と鑑賞
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2 コメント:
お互い、後期中年から初期高齢者に移行しようとしているのだから、あまり辛辣な物言いはしないで「かわいいおじいちゃん」と呼ばれるようになった方がいいって。
「孤高の頑固じじい」へ、わき目も振らずまっしぐらな方ですから、それは無理でしょう。
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