※初めて眼鏡をしたのは小学校5年生の時だから、
眼鏡ライフはもう30年になる。
健康診断で、視力が0.3といわれ母に連れられ眼鏡屋に行った。
その当時は常時眼鏡をかけておらず、
その効能は眼鏡をこしらえた次の日の教室で
文字通り目の当たりにした。
ランドセルからおもむろに眼鏡ケースを取り出し、
真新しい眼鏡をかける。
周辺の友人からのはやし声を無視して、
黒板を見て驚いた。
めちゃめちゃキレイ!
きらきらと光っているかのような濃緑の広がりに、
白い字が刻まれている。
チョークの粒子までが輝いて見える。
世界はこんなにも美しいのかと、
本気で大げさでなくそう思った。
それから、30年。
世界は今日も美しいだろうか。
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