>「鈴懸賞」がもはや形骸化し、「やっぱり口先だけね」状態へ堕落していく中 (「ありんこ賞」シーズン2 #1 決定! 文中より)
恐れながら申し上げます。けっして怠けて選考をしていないわけでも、賞品であるトンボの24色の色鉛筆を購入するのをケチっているわけでもございません。残念ながら該当句が見当たらないのであります。その度に「第五(六、七)回鈴懸賞 該当者なし」と掲載するのを憚っているだけの話しなのです。
また、初年度は一献氏、ありんこ氏、牡丹氏が一度ずつ受賞され、同数ゆえグランプリもありませんでした。
ただ、その回ごとに候補作というのはあったのです。かの島田雅彦氏が6回候補に挙がりながら一度も芥川賞をとったことのない例のように、実は候補作を何度も書いている人の方が力量があるということも考えられます。
とりあえず真面目に選考しているんだからね、私だって山羊座だからね、ということをわかっていただきたく、惜しくも!?「鈴懸賞」候補で終わった秀作をご紹介いたします。
第五回「鈴懸賞」候補作
熱燗と君の酌から伝う熱(紫氏)
第六回{鈴懸賞}候補作
夜深く我見る男雛の目涼し(ありんこ氏)
第七回「鈴懸賞」候補作
ウイスキー飲み干す君に西日さし(牡丹氏)
以上でした。七月句会の兼題「金魚」あたりに艶のある句が生まれる予感がするのですが、いかがでしょうか。
2009年5月17日日曜日
「鈴懸賞」について
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3 コメント:
了解いたしました。「やっぱり口先だけ」なのは「鉄飛賞」ということで、ここに意見の一致を見たかと思います。
でも「該当作なし」の掲示を怠るのは、山羊座として如何なものでしょう。“山羊座は怠け者”と見られるのは山羊座としては噴飯ものであり、汚名返上をとしての切腹ものでございます。山羊座グループの一員として今後の掲示のあり方をご一考いただきたくお願い申し上げます。
「金魚」の兼題ですと、艶っぽいというより生臭い句が多くなりそうです。
畏まりました。
御飯を噴き出すのは勿体なく、御百姓さんにも大変に失礼であり、腹を切るのはこの上なく痛そうですから、今後の掲示のあり方について、深く検討させていただきます。
ただ、鉄飛氏は思慮深き人、きっと何かを真剣にお考えなのでしょう、多分。
「生臭い」?それは金魚鉢の水を換えるときに、実際に金魚に触った感触、においを言うのですか、それとももっとEROTIQUEなこと?
ま、それは。いろいろ生臭そうじゃないですか、金魚ともなれば。
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