2009年5月17日日曜日

清志郎さんと晶子さんに捧ぐ

今回の句会で、「雨上がりの夜空」というわかりやすい記号を仕込んでおいたにも関わらず、
雨上がりの夜空の虹に合掌す
が、忌野清志郎氏に捧げたものであることを読み解いてくださったのは浮沈子だけでございました(ありがとう~! 愛し合ってるか~い?)。
多くの方に句意が届かなかったのは悔いが残ります。
ということで、手直ししたうえ、ここに再掲させていただきます。

雨上がりの夜空に虹視るギター往く

さあ、これでどーだ。 なおポイントは「見る」ではなく、「視る」にしたところにあります。幻視の「視」です。それと「行く」ではなく「往く」にしたところです。「往復」の「復」はないのです。改めまして、合掌。
ついでに晶子さんに捧ぐ短歌もつくってみました。ここで言う晶子さんとは与謝野晶子さんと池田晶子さんです。池田晶子さんわからない人はウィキってみてね。

夏の夜の月に血潮も鎮まりぬ 生死を問いし晶子超えたし

俳句

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1 コメント:

Sora さんのコメント...

本件、句意を解せなかった自分の力不足を海より深く後悔し、改めまして新しい『雨上がり』の句に俳皇戦の一票を投ずる次第です。
合掌。

ところで池田昌子さんはよーく知っていますが晶子さんは存じ上げませんでした。
勉強しときます